第5回計算社会科学会大会(CSSJ2026)

第5回計算社会科学会大会(CSSJ2026)

開催要領

日時 2026年3月2日(月)~4日(水)
1日目(2日):未定
2日目(3日):未定
3日目(4日):未定
会場 クリエート浜松 2階フロア全体(ホール及び3室) JR浜松駅より徒歩10分
アクセス
※クリエート浜松には専用駐車場がございません.提携駐車場利用の割引サービスがあります(上記アクセス参照).
※発表は現地参加のみ,聴講は現地・オンラインのハイブリッド開催
※ポスターセッションはオンライン聴講の対象外です
参加費
  • 現地参加(学生会員)  :1,000円
  • 現地参加(学生非会員) :2,000円
  • 現地参加(一般会員)  :4,000円
  • 現地参加(一般非会員) :5,000円
  • オンライン聴講(会員) :1,000円
  • オンライン聴講(非会員):2,000円

※今回の大会参加に際して,計算社会科学会への会員登録を希望される方は 「入会・退会方法ページ」 からご登録ください.現状,入会費・年会費はかかりません.
※計算社会科学会は適格請求書発行事業者の登録はいたしません.そのため,大会参加費その他全て不課税となります.

第5回計算社会科学大会 大会賞

研究発表を聴講した本学会の運営委員の投票およびスポンサーによる選奨に基づき,優秀な研究を表彰いたします.本大会では,以下の発表に大会賞を授与します.

大会優秀賞

全ての発表の中から,特に優秀な発表に授与します.被表彰者は著者全員です.

石井晃賞(学生賞)

学生による発表のうち大会優秀賞の選にもれた発表の中から,優秀な発表に授与します.被表彰者は第一著者(学生)です.

スポンサー賞

スポンサーによる選奨に基づき授与します.被表彰者は著者全員です.

概要

近年,社会科学研究に新たな潮流が生まれつつあります.それが「計算社会科学(Computational Social Science)」です.その基盤として,オンラインでの人々の自発的な情報行動やコミュニケーションの詳細がデジタルに記録・蓄積されるようになったことがあげられます.また,センサー技術やIoT(Internet of Things),クラウドソーシングの発達により,大規模で高密度な行動測定や行動実験ができるようになったことも重要です.計算社会科学は,このようなビッグデータを情報技術によって取得・処理するなど新たな手法を用いて,分析・モデル化・シミュレーション・実験を行い,人間行動や社会現象を定量的に理解することを目的としています.

本学会大会は,日本での計算社会科学の普及と発展を目指し,社会学や社会心理学,経済学やマーケティング,情報学や情報工学,物理学やネットワーク科学などの様々な分野の研究者により活発に情報共有・議論を行う場を提供することを目的としています.計算社会科学にご興味をお持ちの方であれば,どなたでもご参加いただけます.

招待講演

TBD

プログラム

TBD

発表申込

発表をご希望の方は,以下のフォームより発表の申込みをし,論文をご提出ください.論文および発表の言語は日本語または英語とします.論文はPDFファイル2~8ページ(約4,000~16,000字相当)を受け付け,原稿のフォーマットは自由です(大会としての指定テンプレートはありません).ただし,8ページ,および,16,000字を逸脱した論文については,投稿や学会誌への掲載を受け付けられないことがございます.論文は一般非公開(参加者限りに公開)にすることもでき,また,既発表(プレプリントを含む)と同等の内容を発表する場合は論文の提出を省略できます.発表形態は「口頭発表」「ポスター発表」の2形態を用意していますが,いずれも現地発表のみとなります.

  • 口頭発表
    口頭発表は発表10分・質疑5分を予定しています(シングルセッション).
  • ポスター発表
    ポスター発表は3分以内のフラッシュトーク(研究概要の紹介)と90分間のポスターセッションを予定しています.フラッシュトークに使用するスライドは,事前にご提出いただく予定です.

発表者は,大会時点で本学会の会員もしくは入会手続き中である必要があります.発表申し込み件数が多い場合は,発表申込の締切よりも早期に受付を終了したり,一部の発表をお断りしたりする場合があります(個別に連絡いたします).予めご了承ください.口頭発表およびフラッシュトークは録画し,会期終了後も参加登録者に限定公開する予定です(3月末までを予定).優れた発表については,大会賞を授与したり,機関誌に掲載したりいたします.

  • 発表申込の締切:2026年1月28日(水)
  • 論文提出の締切:2026年2月20日(金)※詳細は別途通知します
  • 発表申込フォーム
    ※Googleフォームを利用していますので,一旦登録しても,締切日までは編集可能です

参加申込

1月下旬に募集を開始します。

発表者は,必ず「現地参加(学生会員)」または「現地参加(一般会員)」のチケットをご購入ください.今回の大会参加に際して,計算社会科学会への会員登録を希望される方は 「入会・退会方法ページ」 からご登録ください.学生の区分は社会人学生を含みます.オンライン聴講には学生・一般の別はありません.なお,会場定員に上限があるため,締切前に現地参加受付を終了する場合があります.

現地参加における注意事項

参加登録の際に現地参加を希望される際や,現地参加される際には,以下の事項への同意および遵守をお願いいたします.

    • 現地会場へのご来場の可否,人数の制限等は,これからの社会状況,会場の制約や学会の決定に依存します.ご希望に添えない場合や,直前になってご来場をお断りする場合などもあります.ご了承ください.
    • 現地に来場できない場合でも,オンラインで聴講することができます.
    • 現地開催の中止やプログラムの変更などの実施形態に変更が生じた場合でも,旅費等にかかる費用の補償は一切いたしかねます.

現地会場

会場 クリエート浜松
〒430-0916 浜松市中央区早馬町2番地の1)2階フロア全体
最寄り駅 JR浜松駅(徒歩10分)
遠州鉄道「遠州病院駅」東隣
遠州鉄道バス、「県総合庁舎」、「常盤町」バス停下車
Wi-Fi 調査中

本大会の趣旨にご賛同いただき,ご協賛いただけるスポンサーを募集いたします. 本学会ウェブサイトに公式スポンサーとして企業様の名称とロゴを約1年掲載いたします.また本大会にてスポンサー賞授与やスポンサードトークを行うオプションもご用意しています.詳細は「CALL FOR SPONSORS(PDF)」をご覧下さい.

運営

◆主催
計算社会科学会

◆後援
社会情報学会 計算社会科学研究部会

◆問い合わせ先
第5回計算社会科学会大会 実行委員会
cssj@css-japan.com
守田 智(静岡大学)
吉田光男(筑波大学)
榊剛史(ホットリンク)
鳥海不二夫(東京大学)
岡田勇(創価大学)

過去の大会・ワークショップ

第二回計算社会科学ワークショップ

第二回計算社会科学ワークショップ

◆ワークショップ概要

日程 2018年3月6日(火),7日(水)
会場 東京大学本郷キャンパス

工学部3号館31講義室

Googleマップ

◆プログラム

論文ダウンロード(非公開希望の論文は公開されておりません)

2018/02/14 プログラムの一部を変更しました.

3月6日 著者 タイトル
10:30 平野 雄一、鳥海 不二夫、高野 雅典、和田 計也、福田 一郎 未成年女性のネットリスク分析
10:50 高野雅典, 角田孝昭 オンラインコミュニケーションにおける “いじめ経験の相談”: いじめ被害者に対するソーシャルサポート
11:10 新井健太,中井豊 オープンソース・コミュニティの活性化に寄与する2者関係の発見
11:30 窪野 哲光、日吉 のぞみ、明石大樹 転職サイト会員アンケートからのアウトカムを高めるトピック抽出 ―構造トピックモデルとグラフィカルモデルによる特徴選択―
 休憩
13:00 少林俊道、岡野のぞみ、川畑泰子、石井晃 ソーシャルメディア上の季節性のある書込の解析
13:20 小川祐樹、高史明、鳥海不二夫 Twitterユーザのパーソナリティ推定に基づく炎上現象の分析
13:40 余岳, 笹原和俊 ツイートが運ぶ個人属性の分析
14:00 杉森 真樹, 笹原 和俊, 時田 恵一郎 機械学習を用いたソーシャルボットの検出と分析:英語と日本語の比較
休憩
14:30 水野 貴之 人流ビッグデータでみる欧州のセグリゲーション
14:50 田口靖啓,笹原和俊 ヒットソングにみる日本人の道徳基盤
15:10 芦田昇、川畑泰子、石井晃 Google Trendを用いた検索の数理モデル
15:30 松井陽太郎 中井豊 Twitter上の発言とビットコイン相場 の関係についての研究
 休憩
16:10 坂田美和 小島世大 森木田一真 武藤敦子 行動履歴の定量的分析によるオフィスワーカーの活躍評価
16:30 中井 豊 クラウドファンディング内部の社会関係資本と支援行動の関係について
16:50 雨宮俊貴, 中井豊 クラウドファンディングのデータを用いた支援を誘発するインフルエンサーの実証研究
17:10 水野誠、青山秀明、藤原義久 複素ヒルベルト主成分分析のマーケティングデータへの応用:競争を考慮したカスタマージャーニーマップ
17:30 上東貴志 ジャーナル紹介

 

3月7日 著者 タイトル
10:00 渋谷遊野,田中秀幸 大規模災害時の中古車需要に関する研究
10:20 細江美欧,桑野将司,長曽我部まどか,福山敬,石井晃 災害時におけるメディア間の情報発信の比較に関する研究
10:40 瀧川裕貴、阪本拓人 国会会議録データを用いた自然災害に関する集合的認知ダイナミクスの分析
11:00 川畑泰子、味戸正徳、石井晃 2017年衆議院選挙にみるWeb上のコミュニケーションと支持率の関係における考察
11:20 吉田光男, 鳥海不二夫 ソーシャルメディア上での政党の情報発信に着目した2017衆院選の分析
13:00 川畑泰子、大西立顕 時空間情報を用いた商業集積地域の現状分析
13:20 笠原秀一,飯山将晃, 美濃導彦 ツーリズムサービスポートフォリオを用いた地域データ流通 ~ 京都における実態調査の考察 ~
13:40 小森 政嗣,大岸 敬,桑原 生弥,飯田 梨乃,箕浦 有希久,内田由紀子 非負値行列分解による農村集落「つながり」因子の抽出
14:00 大平悠季,織田澤利守 社会ネットワークを通じたミーティングと混雑を考慮した最善料金政策の進化的遂行
14:30 川畑泰子、石井晃 浮世絵の数量データによる江戸末期の人々の興味関心の社会物理学的解析
14:50 小舘俊, 木下賢吾 共引用ネットワークを用いたSleeping Beauty論文の解析
15:10 渡邊隼史 様々な単語頻度時系列に共通して観測される対数的な拡散
15:30 塩田茂雄,南川雅人,中島圭佑 SNS投稿件数推移分析のための情報拡散モデルと強相関近似解析
16:10 田口拓哉,武藤正義 様子見行動を付加した繰り返し囚人のジレンマにおけるPavlov戦略の有効性
16:30 杉原桂太 社会ネットワーク分析とアクターネットワーク理論の統合的アプローチのための計算社会科学的手法の構築に向けて
16:50 野田五十樹 網羅的社会シミュレーションの可能性

◆Call For Papers

近年,社会科学研究に新たな潮流が生まれつつあります.それが「計算社会科学」
(Computational Social Science) です.その基盤として,オンラインでの人々の自発的な
情報行動やコミュニケーションの詳細がデジタルに記録・蓄積されるようになったことが
挙げられます.また,センサー技術やIoT (Internet of Things),クラウドソーシングの発達
により,大規模で高密度な行動測定や行動実験ができるようになったことも重要です.「
計算社会科学」は,このようなソーシャルビッグデータを情報技術によって取得・処理す
るなど新たな手法を用いて,分析・モデル化・シミュレーションを行い,オンラインおよ
びオフラインの人間行動や社会現象を定量的・定性的に理解することを目的としています.

本研究会は,日本での計算社会科学の普及・発展を目指し,社会学や社会心理学,経済学
やマーケティング,情報学や情報工学,物理学やネットワーク科学などの様々な分野の研
究者により活発に情報共有・議論を行う場を提供することを目的としています.

このたび,2018年3月6,7日に東京大学において第2回計算社会科学ワークショップを開
催することとなりました.計算社会科学にご興味をお持ちの方であればどなたでもご参加
いただけます.

 

◆参加申込

聴講参加ご希望の方は,以下よりお申込み下さい.

参加申し込みフォーム

参加費:1000円(学生は500円)

懇親会費:実費

なお,当日参加も受け付けておりますが,なるべく参加申し込みへのご協力をお願いいたします.

◆発表申込

● 申込期間

2018年1月1日(日)〜 2018年1月31日(水)

登壇ご希望の方は,下記フォームよりお申し込みください.
ただし、登壇は1人1件とし、発表申し込み件数が多い場合は、採否を連絡します。

登壇申し込みフォーム

● 論文の要件

計算社会科学およびその関連分野の学術論文,事例報告またはソフトウェアのデモンストレーション.言語は日本語または英語とします.

なお,論文は非公開(来場者限りに公開)とすることも可能ですので,既発表,発表予定の論文も歓迎します.

● 論文集原稿提出期間:

2018年2月1日(木)~ 2月28日(水)

● 論文原稿:

論文はPDFファイル原稿2~8ページ(約4,000~16,000字相当)で受け付けます.

論文投稿は以下にお願いいたします

論文投稿システム


◆組織:

役割 所属 名前 専門
主査 学習院大学 遠藤 薫 社会学
鳥取大学 石井 晃 社会物理学
幹事 大阪電気通信大学 小森 政嗣 心理学
神戸大学 上東 貴志 経済学
創価大学 岡田 勇 社会情報学
東京大学 鳥海 不二夫 情報学
東北大学 瀧川 裕貴 社会学
名古屋大学 笹原 和俊 情報学
(株)ホットリンク 榊 剛史 情報学
顧問 Cornell University Michael Macy  Computational social science
東京工業大学 寺野 隆雄 社会シミュレーション
(株)日立製作所 矢野 和男 社会物理学
ブリストル大学 増田 直紀 ネットワーク科学
芝浦工業大学 中井 豊 数理社会学
PCメンバー 学習院大学 数土 直紀 社会学
関西学院大学 三浦 麻子 社会心理学
京都大学 佐藤 彰洋 情報学
群馬大学 川畑 泰子 計算社会科学
国立情報学研究所 武田 英明 情報学
国立情報学研究所 水野 貴之 経済物理学
電気通信大学 栗原 聡 情報学
東北大学 佐藤 嘉倫 社会学
東京大学 浅谷 公威 情報学
香港城市大学 小林 哲郎 社会心理学
明治大学 水野 誠 マーケティング
Recruit Institute of Technology 数原 良彦 情報学

 

◆共催

・日本学術振興会 先導的人文学・社会科学研究推進事業「リスク社会におけるメディアの発達と公共性」研究グループ

・学習院大学法学部

・神戸大学経済経営研究所

◆問合せ先:

計算社会科学事務局:

contact@css-japan.com